2005年10月04日

高校生ドラフトでミス

高校生ドラフトの注目されていた大阪桐蔭・辻内崇伸投手と福岡一・陽仲寿内野手の抽選で、発表された交渉権確定球団が変更される前代未聞のトラブルが発生した。

オリックス・中村勝広GMとソフトバンク・王貞治監督の勘違いが原因で、結局、辻内は巨人、陽は日本ハムが交渉権を獲得した。

勘違いに不手際の二重奏が、初の高校生ドラフトを大混乱に陥れた。 これは大人の責任です。

「当たった!」と右手に持った1枚の紙を、オリックス・中村GMが高く掲げた。最大で4球団が1巡目入札で競合する可能性があった辻内をめぐる抽選は、結果的にオリックスと巨人の一騎打ちになった。軍配はオリックスに上がったかに見えた。右隣の巨人・堀内監督はあきらめたのか、くじをよく見ようともしない。球団テーブルに戻った中村GMは歓喜の表情で関係者と握手。堀内監督は首をひねりながら席に着いた。明と暗、それはわずか数分後にひっくり返った。インタビューで答えた高校生の気持ちを踏みにじった。

勘違いに不手際の二重奏だった。1枚のくじが前代未聞のドタバタ劇を演出した。縦10センチ、横15センチの用紙は右側に赤で「コミッショナー事務局の印」、さらに当たりくじは左側に黒で「交渉権確定」と判が押され、2つ折りで封筒に入れられていた。中村GMはくじを開き、右側の判だけを見て手を挙げたのだ。

 さらに事態を複雑にしたのが、抽選直後に議長である小池パ会長が確認作業を怠ったこと。本来ならコミッショナー事務局員の立ち会いで、最終確認を行わなければならなかったのを省略され、そのまま「オリックスに交渉権」とアナウンスされてしまった。

 そしてミスの連鎖は止まらない。続く福岡一・陽の抽選で今度はソフトバンク・王監督にも勘違いが伝染する。またも早々とガッツポーズしてしまった。しかし、日本ハム・ヒルマン監督も同時に大喜びだ。事務局側は1度「日本ハム」とアナウンスしながら、直後に「ソフトバンクに交渉権」と発表した。その直後、日本ハム・高田GMが“逆転当選”を確認。最終的に小池議長が誤りを認め、謝罪するドタバタぶりだ。

改革元年の新たな試みで採用された高校生ドラフトで続出したミスと不手際が続出してしまった。将来をくじに委ねる若者たちにとっては、いかにも酷なアクシデントだった。

根来コミッショナーも王監督らの勘違いをその場で正せなかったのは、コミッショナー側の確認作業の不手際が最大の原因だったと認めた。

各球団へ事前に当たりくじの説明はなく、外れにも赤いコミッショナー印があった。何よりも辻内と陽の抽選の際、小池唯夫議長(72=パ・リーグ会長)が当たりくじに「交渉権確定」の印があるのを確認しなかった。小池議長は「みんな喜んで手を上げて帰ってしまったから確認できなかった」と説明したが、コミッショナー側には「2つ折りのくじを開けば当たりかどうか分かる」との認識があったという。根来コミッショナーは「くじの明確性など、仕組みを反省して来年から考え直さないと」と抽選方法を見直すことを明言した。事務局の失態ですね。

説明義務を実行しなかった、球団関係者を集めて、予行演習と説明をしていなかったのが、痛い。たるんでいる証拠です。赤っ恥かかされたのは、コミッショナーだが、責任者なのだからその責任は取らなければならない。
posted by jijibat at 10:46 | Comment(0) | TrackBack(1) | 野球

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